ナショナリズムの逆襲で、グローバル企業の「GAFA」は今後どうなる?
やっと、「緊急事態宣言」が解除になった。
そもそも、欧米と日本とでは被害状況が、桁違いに異なっている。
日本では、例年のインフルエンザの致死率よりも低いのである。
日本での対策は、神経質になり過ぎという感じがしている。
緊急事態宣言期間中、日本の大手マスコミで、そのことを指摘して疑問を呈したのは、私の知る限り、皆無だったと感じている。
支配層の意向通りに社会が推移しやすいように、不安感を煽って事実をぼかすのがマスコミの役割だ、と主張する理由の一つである。
さて、書籍を購入する際に頻繁に利用するAmazonなのであるが(街中の本屋よりも在庫が多く、注文してから入手するまでが早い)、最近ちょっと不信感が生じている。
地元のホームセンターで、ドライブ・レコーダーを購入したのだが、あまりにも使い勝手が悪かったので、即返品。
その製品が中国製。
もう二度と中国製の製品は買わない、と思っていたのだが。
最近Amazonを通じてワイヤレス・イアフォンを購入した。
ワイヤレス・イアフォンを購入するのは初めてだったので、購入する際のポイントも分かりませんでした。
購入を決めたのは、製品の「レビュー 」が高評価で廉価だったからです。
今になって思えば、詐欺まがいの商法とも、思えてしまう。
(あくまでも、Amazon自体を批判しているのではなく、製造業者等を批判しています。)
不審な点
・メーカー表示が無かった。
そもそも、中国製と知っていれば、購入しなかった。
・「レビュー」の件数が異常に多かった、通常の件数よりも1桁ぐらい多かったように記憶しています。
それだけ、使用実績があると理解していました。
・実際に使ってみたら使い勝手が悪く、あんなに高評価の「レビュー」になる筈がない。
・親切を装っているが、「カスタマーサポート」に連絡がつかない。
実際には、耳への装着感も悪く、軽く触れただけで音量が変わってしまったり、再生が止まったりしたので、使い物にならなかった。
「GAFA」(注1) はグローバル企業とは言っても、実質的には中国との関係が深い。
今後ますます、世界中でGAFAやSNSに対する規制が強化されるだろう。 (注2)
アップルは、生産拠点をインドや東南アジア諸国へ移しつつあるようだ。
グーグル、アマゾン、フェイスブックは基本的にサービスのみを提供している。
モノを製造して、販売しているわけではない。
今後「ポスト5G社会」を睨んで、Intel、Microsoft、NTT、Sonyなど日米の企業が協力体制を組むそうだ。
これらはみな、モノを製造・販売している会社である。
やはり、「モノづくり」が一番堅実なのでは、ないだろうか。
(注1) Nerfrixを加えて、「FAANG」という言い方もある。
(注2) トランプ政権がSNSへの規制に乗りだした。やがて日本にも、この傾向が影響を及ぼすことは必至である。