最近、不審なメールが頻繁にスマホに届くようになった。
何かの広告であることがはっきりしている場合には、「まあ、しょうがないか」と思うのだが。
しかし、身に覚えのない商品購入についての代金支払いとか、クレジットカード情報についての「お尋ねメール」が増えてきている。
うっかり、これらのメールに反応して、クレジットカードの情報を他人に盗まれてもつまらない。
メール操作に疎い高齢者などは、これらの詐欺メールに引っかかってしまうことが多いのだろう。
日本人に限らず、外国人も、これらの犯罪に絡んでいるようだ。
インターネットの普及によって、むしろ、騙す側は外国人の方が多くなっているのではないだろうか?
さらに、現代世界に流通している紙幣は、印刷技術の発達によって偽造がしやすくなっている。
「性悪説」によれば、「自分の防衛は自分自身で」、つまり、騙される側も悪いということになってしまう。
日本人的な「性善説」は通用しない。
良いかどうかは、べつにして。
私は、この種のメールには一切反応していません。
無視しています。
本当らしく見えるメールでも、詐欺まがいのメールかもしれないと疑っています。
この種の被害を減らす上での、私なりのアイデアを一つ。
そもそもサイバーセキュリティ上、IDとパスワードだけで安全なのか、という問題がある。
現在、通販で商品購入の決済に充てられるのはクレジットカードが多いけど、ネット通販で決済するのは「暗号貨幣」(=クリプトキャッシュ)に限定することである。
これは、暗号貨幣が一般社会に流通していることが前提なのであるが。
「クリプト・キャッシュ」は紙幣でも使えるようなので、ネット社会に於ける「ネット空間商品券」みたいな感じのイメージ。
現在の貨幣は、個人情報とは結びついていない。
お金には所有者の名前は記載されていない。
誰であろうと、その所有者は自由に使える。
クレジットカードなどの個人情報が盗まれてしまえば、盗んだ泥棒の方は、盗んで得たお金であろうと自由に使えてしまう。
お金に個人の名前が紐づけられており、盗んだお金では使用できないようになっていたらどうだろう?
クレジットカードなどの個人情報が他人に渡っていても、他人のお金を本人の承諾なしには使えないようになっていたら、詐欺犯罪は減るのではないだろうか。
「クリプトキャッシュ」は、こういう情報も暗号文字列に含めることが可能なようだ。
他国の政府に監視されないよう、あくまでも、日本人が使う暗号貨幣の発行は日本政府であること、が前提条件ではあるが。
(12/28 追加記事)
つい先日も、ネットサーフィンをしていると突然アラーム音と共にコンピュータウィルスに侵された、との警告メッセージが出た。
このままでは「クレジットカードなどの個人情報が盗まれる危険性がある、リセットしてはいけない」というのだ。
それで仕方なく、指定の番号へ電話してみると。
中国人風の人間が、変なアクセントの発音で話しかけてくるので、即座に電話を切ってしまった。
詐欺にはよくある手口!
(2021/3/12 追加記事)
「量子金融システム」になると、この問題は解決するようになるのだろうか?
宇宙空間をも使いながら、デジタル通貨が流通されるようになるので、悪い意図には使えなくなるような気がしますが。