日本とユダヤとの関係
以前は、日本とイスラエルとは、関係ないと思っていました。
イスラエルはアジア大陸の西の端、日本はアジア大陸を超えて東の端、両者の間には、なんの関係もありそうにない。
それに、キリスト教も「一神教」「性悪説」など、日本の神道(かんながらの道)などとは正反対である。
ところが、最近の研究から言えることは、「そうでもなさそう」ということである。
日本語には、ヘブライ語(ユダヤ人の言葉)起源と思われるものが少なくない。
昔、高校の同級生で八日市場市(現・匝瑳市)の人が「あなたは」という意味で、「イシ」「イシャー」という言葉を使っていた。
ヘブライ語で、「イシ」は男の人、「イシャー」は女の人、を意味する。
父の実家のある佐倉市でも、父の母親(おばあさん)が使っていたことがある。
最近では、みのもんた司会の「歴史ミステリー」という番組でも、「日本とユダヤの関係」を取り上げていたっけ。
キリスト教にしても、ローマ・アメリカと渡ってきた西洋的なものとは別系統の、中央アジア・支那・朝鮮とアジア大陸を渡って伝えられたもの(景教・ネストリウス派キリスト教)とがあるようだ。
千葉県の芝山にある「はにわ博物館」には、ユダヤ人とおぼしき人物埴輪が展示されているそうだ。
昔は、高貴な人が亡くなると一緒に埴輪も埋められる風習があった。(殉死の代わり)
昔は、為政者の側近には数多くのユダヤ人がいて、数多くの文化(当時のハイテク土木技術・機織りもの・酒・芸能など)を日本にもたらしたのでないだろうか。
以前「屋根の上のバイオリン弾き」というミュージカルビデオを見てびっくりしたことがある。
第三者を立てて、男女が結ばれるという風習は、ユダヤの文化であるということは知らなかった。
日本から見たサピエンス全史#4◉田中英道◉古墳時代 日本に渡来したユダヤ人。埴輪・天皇・国家という名の家族。
イスラエル国歌「ハティクバ」は、東にある国に希望を見出している。
このことは偶然だろうか。
ちなみに、あるユダヤ人の長老は、日本における「天皇制」(君民共治の制度)に民主主義の理想をおいている。