玉崎神社を訪れる(平田篤胤の歌碑、飯岡助五郎の碑ほか)
以前から訪れたいと思っていた旭市飯岡の玉崎神社に行ってみた。
関心のないときは、普段、何気なく前の道を、車の運転をしながら通っていたのだが。
関心を持って訪れると、「あ、此処のことだったのか!」と、改めて驚いてしまった。
幕末の国学者、平田篤胤というと、江戸の人というイメージだったのですが、此処の神社を訪れていたのである。
篤胤は、天狗に付いて修行したという「寅吉少年」へのインタビューを元ネタに「仙境異聞」という著作を江戸時代に著している。
その後、「和製スピリチュアリズムの祖」と言われる浅野和三郎(注)が「岩間山人と三尺坊」という本で紹介している。
そして、浅野和三郎の弟子が、寅吉少年のその後を追って調べたそうである。
すると、寅吉少年の子孫が銚子で「天狗湯」という銭湯を営んでいることがわかったそうです。
私は、「まほら風」のブログのRomanさんの情報を頼りに、「天狗湯」の跡地に行ってみました。
しかし残念ながら、Romanさんが得た情報以上のものは掴めませんでした。
ところが、調査の過程で、興味深いことがわかりました。
私の、亡くなった、母方の祖父が天狗湯の近くの銭湯で、風呂桶修理・三助として働いていたのです。
だから、祖父は天狗湯についてのなんらかの情報を持っていた可能性がありました。
(祖父は亡くなっています。)
また、寅吉少年については、文化庁が中心になって来年あたりアニメ化する動きもあるそうです。
平安時代の陰陽師、安倍晴明と幕末期の国学者、平田篤胤との間には、天文学の分野を通じて、意外な関係がありますが、これは別記事でアップするつもりです。
天保水滸伝の中では、侠客であると同時に十手を預かっているので、いわゆる「二足のわらじ」を履いていたことから、悪役のイメージが付いていますが。
神社に祀られているところから判断すると、むしろ、”人望のある愛されていた人”といった印象を受けます。
(別次元の話なので、意味不明と思われる人も多いと思いますが、将来「ブロックチェーン」の技術が発達して、歴史的事実が改ざんされないで、そのまま保存される時代がやって来るのかもしれません。)
侠客だからと言っても、悪い人とは限らないように思います。
(ちなみに、「銚子の五郎蔵」の墓は、銚子の円福寺にあります。)
助五郎は、玉崎神社の裏手にある稲荷神社をよく信仰していたそうです。
私は、狐は比較的に霊的パワーが強いように感じています。
人の往来が多い本堂よりも、あまり注目を浴びない裏側の神社の方が、良くも悪くも、霊的パワーが大きいのでは、と思っています。
また、映画や小説で有名な「座頭市」は、飯岡助五郎の子分で盲目の人がモデルだそうです。
また、アメリカ大統領選での、トランプ大統領の振る舞いを見ていると、「寅さん親分」という呼称にシンパシーを感じる日本人も多いのでは、と思えてしまいます。
(注)
浅野は、海軍機関の学校で、英語教師をしていました。
兄は海軍中将、娘は海軍軍人の秋山家に嫁いでいます。
TVドラマや小説「坂の上の雲」に登場する海軍軍人の家です。
浅野は、日露戦争のときの日本海海戦を勝利に導いた秋山真之中佐の霊夢の話を、彼から直接聞いているそうです。
ところで 、最近、GoogleやYoutube,Gmail等の動作が不安定だ。
アメリカ「大統領選」をめぐっての影響が出ているのかもしれない。
Youtubeの言論規制に抗議する意味で、動画のアップロードには、しばらく「ニコニコ動画」を使います。
(2021/5/13追加)
「大統領選」での不正やコロナワクチンを批判的に取り上げると、動画及びチャンネル自体が削除されるのを度々見ています。