「恭順の意」を表した徳川慶喜、無意識の「国譲り」戦法・日本人の知恵
令和期のDSの側には、幕末期の徳川慶喜に匹敵するような人物がいない為、とことん日本DS(ディープステイト)は潰されることになりそうです。
徳川慶喜は、「王政復古のクーデター」に便乗した薩摩・長州など倒幕軍の仕掛けた混乱に遭いながらも、日本の國體を守って、上野寛永寺でひたすら「恭順の意」を示しています。
西郷隆盛と勝海舟の「江戸城無血開城」も、官軍への幕府軍の「国譲り」と解釈することができます。
そのせいか、明治維新後も、徳川家は残り、皇室にも加わり、日本DSの利権構造にも関わり続けた。
歴史を調べていくと、国譲り神話に象徴されるように、日本は、何度も国譲りを繰り返して、国を護ってきたようです。
(異論もあると思うが、大東亜戦争においても、日本が主導権を握って、「敗戦」と見せかけるシナリオで、実は国を滅亡から護ったという考え方も成り立つ)
一方、令和期におけるDSは、"信用通貨制度の終焉・新しい経済社会の到来"に対応することが出来ず、「量子金融システム」(QFS)の普及に協力することは出来ないようです。
だから、DSの構築していったさまざまな仕掛けは徹底的に破壊されてしまっていくようです。
しかし、日本人には先祖から伝わってきた遺伝子の中に、「国譲り」の知恵が組み込まれているのでしょう。
強力な力で向かってくる相手に対しては、国や民族が失くなってしまう程、徹底的には抗戦しないのです。
むしろ進んで、相手の長所を取り入れ、自らの文化を発展させてきました。
しかし、徹底抗戦をするDSは、従って徹底的に破壊されるでしょう。
(この意味において、徹底抗戦をしてしまう日本DSは、その中核メンバーは日本人なのだろうか?、という疑問はあるのだが)
(幕末に於ける戊辰戦争では、抗戦する幕府軍を、薩摩・長州を中心とする官軍が函館まで追いかけていますが、最後まで殺し尽くさない日本人の闘い方としては、違和感を感じますが。)
アメリカ人はドライですので、<生か死か>選択は限られています。
どれだけの日本国民が、最終的にはアライアンス陣営に調和していくことになるのでしょうか。
日本人にとって、現在の状況に気づくか否かは、生命に関わる重大な関門なのです。
一方で日本には、トランプやプーチン等のような強力なリーダーは生まれにくく、調整型の弱いリーダーが生まれ易いのは、主人公である日本国民の先祖から伝わる知恵なのかもしれません。
これからは、従来の、国譲り的な考え方は必要なくなるので(強力な力を背景にした敵対的勢力がいなくなる?)、大和民族固有の独立した精神が必要になるし、世界のリーダーとして(気づくだけではなく)勉強・研鑽が必要とされる、ようになると聞いてはいますが・・・。
フランス式軍服に身を包んだ慶喜