遠隔地を結ぶTV会議は便利だが・・・
やっと夏らしい暑さになってきた。
日本には春夏秋冬という四季があるのだから、それなりに季節の移り変わりを楽しめばよい。
しかし、口に出すまいと思えども、「それにつけても、今日の暑さよ!」と思う今日この頃なのである。
先日、あるグループでのZOOMアプリを使用したTV会議に参加した。
ZOOMアプリを使用して、遠隔地を結んだTV会議に参加するのは初めての体験です。
びっくりしました。
生まれて初めての電話機をこわごわと触る昔の人を笑えない。
何十年か前、仕事で経験したのは、カクカクと不自然に動く映像でした。
それでも、当時は、スゴイ!と思ったものです。
ミーティングは一つ所で顔を直に合わせてするもの、という発想になっていました。
この発想を変えていかなければならない時代が、すぐ来そうです。
パワーポイントなどのアプリを使って資料を説明することもできるようです。
私のかつての職場は、外資系でしたので、黙っていたら議題を了承したものとみなされ、議題は次々進められてしまいます。
各自の意見は大事で、黙っていたら変な奴とみなされるので、賛成なら賛成と口に出して意思表示をしなければいけませんでした。(当時は、ここは日本なのだから日本の文化を尊重してよ、とは思っていましたが。)
それに比べると、日本人同士の会議では、暗黙の了解が通じるので気が楽でした。
日本においては、ネットワークの導入は早かった方だと思います。
私はIT技術者として、英語のマニュアルに取り組んだ記憶があります。専門学校で教わった知識は、全てスタンド・アローンのもの。
ネットワークはおろか、パソコンもありませんでした。
各人の机の上に一台のPCという時代になりました。
当時は、macintoshが全盛の時代、Graphical User Interphaseの始まりです。ExcelはAppleの製品と思っていました。
(Mac OS Xを自宅で使っていたこともありますが、Macのデザインはおしゃれで、テーブルの上に置いておくだけでも、インテリアとしても使えます。)
1995年になってWindows95が発売され、コンピュータのユーザーがぐっと、増加しました。
当時、アメリカから来た技術者と一緒にネットワークを張っていった記憶があります。
パソコンの初期の頃は、「n88basic」という国産の言語がありましたが、90年代以降は、米中のIT技術に席巻されてしまいました。
「イントラネット」という単語がありますが、OfficeLANとでもいうことでしょうか。
基本的に、社内情報は全て電子メールということになりました。
ワールドワイドの職場でしたので、海外のオフィスからのメールも、自分の机の上に届くようになりました。
社内の連絡も、特に階を離れた者同士は便利でした。
便利過ぎて、疑問と思えることもあります。
社員同士がメールで喧嘩して、その経過を全社員にメールでばら撒く、ということもありました。
日本人にはそういうことはありませんでしたが、社内の外国人にはたびたび見られました。
ZoomやSkypeやLINEなどのテレビ電話・会議は便利なのですが、私はセキュリティの面でまだ不安を持っています。
職場が会計事務所でしたので、余計にそう思うのでしょう。
また、言葉の面で困難のある障害者にとっては特別な配慮も必要と思われます。
近い将来、この面がクリアされる社会が実現されるような気がしていますが。
(1/4 追加記事)
LINEについては韓国の影響が心配だし、ZOOMについては中国との繋がりも報道され始めています。
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