良い商品であっても、国民が、良い商品であることを理解しなければ、ヒット商品にならない。
これは、あるTV番組で放映されていたノンフィクション(事実)なのであります。
いくら「暗号貨幣」が便利で良いものだと言っても、国民の理解が進まない限りは、社会には普及しない。
むしろ、「交換所での盗難事件」に代表されるように、「仮想通貨」に対しては消極的感情が支配的だ。
実際、「ビットコイン」等の仮想通貨に用いられているブロックチェーンの技術も、80年代から90年代のデジタルマネーの仕組みを踏襲しているので、セキュリティ上、かなり問題があるそうだ。(注)
また、なんとなく、「仮想通貨」は、「投機的なもの」で手を出すと危ないもの、ギャンブル性が強いもの、というイメージだ。
国民感情として、「仮想通貨」に対して消極的なのもうなづける。
一方、「キャッシュレス決済」にしても、手軽さや利便性ばかりが強調されて、安全性がおろそかになっている感じである。
「性善説」だけでは、「グローバル世界」になっていっている社会を生き抜けないことも、厳粛な事実である。
その為には、「情報セキュリティ」について勉強し、「好むと好まざるとにかかわらず」情報全般の知識で武装をして、自分自身の身の安全に配慮しなければならないようだ。
インターネットで得た情報にも、かなりあいまいなこと、間違った情報なども多いので、それらの情報に振り回されないように注意したいものである。
インターネットの出だしの頃は、誤った情報に振り回されないように、ネットは見ないようにしていた。
動画も存在しなく、また、文字だけを見てもつまらない事が、見ない理由でもあったが。
当時は、検索エンジンも出だしの頃で、Yahooのことを「ヤッホー」というのだと思っていました。
現在はネットユーザーも賢くなって、ちょっとやそっとの情報では誤魔化されなくなってきているのかもしれない。
今では、テレビ・新聞・ラジオ・雑誌等のマスコミが、如何に世論誘導をしているのかがよくわかる。
いずれにせよ、「インターネットの第一フェーズでは、情報の信憑性や相手の真正性までは担保されない。」(注1)
これらの問題は、インターネットの第二フェーズの段階では解決されるのだろうか?
現時点では、これらの「情報セキュリティ」の知識は学校では教えてくれない。
大人自体が知らないことも、大きな要因の一つである。
将来的には、学校で教えてほしい。
これからの日常生活にとって、とても大事な事柄だと思います。
近い将来、今迄の「管理通貨制度」から「量子金融システム」に変わることが予想されます。
「暗号貨幣」「情報セキュリティ」「ブロックチェーン」(注2)の分野の勉強は、これからの社会にとって大変に重要な問題だと思いますので、自分の勉強の為にも、少しずつ整理して動画にアップすることにチャレンジしようと思っています。
(注1)
この記事は、「暗号貨幣が世界を変える!」(中村宇利著・集英社)を参考にしています。
素人なので、技術的なことはよく分からないのですが。
今回のアメリカ大統領選で、郵便投票が不正に使われたようだが、暗号技術で本人の真正性が証明できれば、将来、デジタル投票(つまり、スマホがあれば自宅から投票)が可能になるのでは?
政治制度にも、「クリプトキャッシュ」を利用した暗号資産が登場しようとしているそうです。
トランプ政権と共和党の最大支持団体と日本の保守団体とが共同で設立したAsia Pacific Conservative Unionのファイナンス部門が発行する「リバティエコトークン」などがその一例だそうです。
これは、世界中の草の根保守の活動、保守政治家の政策提言・議会での投票行動への評価と支援を、暗号資産を用いて行おうというものだそうです。
(注2)
この動画では、「ブロックチェーン」についてネガティブな見解が述べられていますが、将来的に導入される可能性の高い「量子金融システム」では、人類には未知のテクノロジーが使われるとの(多分、宇宙的レベルの)ことなので、セキュリティ面で相当事情が変わってくると思われます。
「量子金融システム」では、ブロックチェーン、デジタル通貨が重要視されるようですから、ポジティブな方向に変更していくのかもしれません。
そもそも、「クリプト・キャッシュ」においては「鍵の配送」自体を行わないので、「中間者攻撃」は起こりえないように思えますが。
宇宙的なテクノロジーが加わるとのことですので、予測がつきません。
ですから、あくまでも、現段階の地球レベルの勉強の一助、という意味でこの動画を利用させてもらっています。
特番『世界を変える!暗号貨幣「クリプトキャッシュ」の衝撃 その1』ゲスト:(株)エヌティーアイグループ代表 中村宇利氏
上の動画の中で用いられている図表が英語で日本人にはわかりずらいので、若干、翻訳・補足を加えてあります。
適時、PAUSEなどを加えて参照ください。